派遣という働き方はどんな人に向いている?派遣社員に求められるスキル

働き方の選択肢として、正社員ではなく派遣として働くことを考えている方もいるのではないでしょうか。派遣社員を必要としている企業も非常に多く、実際に活躍している派遣社員はたくさんいます。
では、どんな人が派遣の仕事に向いているのでしょうか?また、派遣社員にはどんな適性やスキルが求められるのでしょうか?派遣社員として働くうえで、知っておきたい制度も併せてご紹介します。

派遣に向いている人の特徴

派遣には、派遣ならではのフレキシブルな働きやすさや、正社員を目指したいという人におすすめの制度があります。派遣の仕事が向いている人は、おもに次のような働き方を希望する人といえるでしょう。

プライベートを充実させたい

派遣で働く場合は、契約で業務内容が定められているため、急に仕事が増えて早出や残業を頻繁に行うことはありません。そのため、プライベートの時間を充実させることができるというメリットがあります。休日に旅行へ行ったり、空いた時間を習い事や資格の勉強に使ったりと、自由な時間が欲しいという方におすすめです。

スキルアップに専念したい

派遣社員は、経験者として就業する場合はある程度のスキルが求められているケースが多く、ベースとなるスキルがあれば、業務を通してさらに経験や専門性を高めることができます。派遣会社には、スキルアップに関する研修制度が整っているため、パートやアルバイトと比較すると、スキルアップもしやすい環境です。未経験として就業する場合も、派遣会社で用意されている関連講座を受講してから業務を開始することができます。
また、労働時間や休日の条件設定次第で、資格取得へ向けた勉強に割ける時間を作ることが可能です。専門性をより高めたいという人にも、派遣はおすすめの働き方といえます。

正社員を目指したい

現時点では正社員登用は難しいけれど、いずれは正社員になりたいという場合、紹介予定派遣というを利用して派遣社員から正社員を目指すこともできます。この制度は、まずは派遣社員として入社し、試用期間を経て、企業側と派遣社員の意思が合えば、正社員や契約社員として直接企業に雇用されるものです。職場環境を確かめたうえで納得のいく転職をしたいという方におすすめです。

兼業や副業で働きたい

「ほかにメインの仕事があるけれど、収入を増やすために働きたい」「芸術活動・芸能活動に取り組んでいる中で、週に数日だけ働きたい」「将来的に開業・独立といった夢があり、その準備期間中に働きたい」というような、兼業や副業目的で働きたい人に、フレキシブルに働ける自由度の高い派遣の仕事はおすすめです。

派遣社員に求められる適性

派遣社員の多くが、即戦力となるスキルや専門性がある人材として雇用されています。その一方で、仕事内容によっては基本的なビジネススキルやマナーがあればOKというケースも。
雇用先が求めるスキルがどの程度なのか、また自分がアピールできる経験やスキルにはどんなものがあるのかを明確にすることが大切です。ここでは派遣先で求められる、ビジネスパーソンとしても身に付けておくべき適性を見ていきましょう。

  • パソコンスキル
    派遣社員は、未経験や第二新卒での募集や、一部の職種を除いて、ある程度社会人として働いた経験やスキルを求められます。そのため、WordやExcelといったパソコンの基本的なスキルを求められることがほとんどです。MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)のような、パソコンスキルを証明できる資格を取得していると役に立つでしょう。
  • ビジネスマナー
    派遣社員にも、もちろんビジネスマナーが求められます。ビジネスマナーは、社会人として最低限身に付けておく必要があります。協調性がなかったり無断欠勤をすることはもちろんNGです。欠勤や遅刻、時間のルーズさは特に一緒に働く方にも迷惑がかかります。派遣会社と決めた労働時間や就業日に関する条件はしっかり守る必要があります。
  • コミュニケーション能力
    コミュニケーション能力は、知識やスキルよりも重視される傾向があります。コミュニケーション能力は、正社員や派遣社員、アルバイト・パートを問わず、働くうえであらゆる人に求められる能力といえるでしょう。専門的な知識やスキルが不足していても、対人スキルやコミュニケーション能力があることでカバーできるケースは多く、伸びしろのある人材だと受け取ってもらえることもあります。報告・連絡・相談がしっかりできるなど、人としての信頼関係も重視されます。
  • 企業や職種によっては専門性が必要
    職種によっては専門性が求められることが多いため、自分の得意とするスキルを生かして、「スキル特化型」で働くことができます。企業側のニーズとずれが生じないようにするためにも、自分のスキルや経験を派遣会社にしっかり伝え、求められているスキルや専門性のレベルもよく確認しておくことが大切です。

同じ職場では最長3年間しか働くことができない

同じ職場では最長3年間しか働くことができないことをご存じでしょうか?2015年の労働者派遣法の改正により、派遣期間や雇用安定・キャリアアップを目的とした雇用に関する見直しが行われました。
ここでは、派遣社員として働く場合に確認しておきたい派遣期間の制限に関する法律や雇用安定措置、キャリアアップ措置について見ていきましょう。

労働者派遣法の改正

派遣社員の雇用の安定とキャリアアップを目的として、2015年に労働者派遣法が改正されました。そこで、派遣期間の制限についても見直され、同一の組織で働けるのは最長3年までとなったのです。ただし、例外として、派遣会社によって無期雇用されている派遣社員や60歳以上の派遣社員の場合は、3年の期限は適用されません。

雇用安定措置について

同じ会社へ3年間の派遣契約を継続した場合、派遣終了後の雇用継続のために、「派遣先への直接雇用を依頼」「新しい派遣先の提供(合理的なものに限る)」「派遣元での(派遣労働者以外としての)無期雇用」もしくは「その他の安定した雇用の継続」を図るための措置をとる義務があります。(1年以上3年未満の見込みの方については、努力義務となります)

キャリアアップ措置について

派遣社員は、キャリアアップを図るために派遣会社から段階的かつ体系的な教育訓練やキャリア・コンサルティングを受けられます。特に、無期雇用の派遣社員の場合、派遣会社は長期的なキャリア形成も視野に入れて教育訓練を行うことが義務付けられています。

まずは自分の働き方に関する希望を明確に

派遣に向いている人について、適性や雇用制度などについてご紹介しました。
派遣社員として働くことを視野に入れている場合、まずは自分が就業時間や休日に関してどんな条件を求めているのか、そしてどんなキャリアプランをイメージしているのかなど、働き方に関する希望を明確にすることが大切です。労働者派遣法についても確認し、本当に自分に合った働き方であるかどうかを判断しましょう。

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