派遣って何をするの?派遣初日の様子と注意点

派遣社員として、初めて就業先に出社する際は、誰でも緊張するものです。会社はどんな雰囲気なのか、1日のスケジュールはどんな風になるのかなど、気になることも多いと思います。
ここでは、派遣初日の心得や出勤後の流れ、ほかの社員と円滑にコミュニケーションをとるためのポイントなどについてご紹介します。

派遣初日に気を付けたいこと

派遣先での就業初日は緊張してしまう人が多いでしょう。初日に失敗しないためには、社会人として基本となる時間厳守や挨拶をすることが大切です。改めて、その重要性についてふれておきましょう。

遅刻厳禁!余裕を持って家を出よう

初日に遅刻という状況は、絶対に避けたいところです。派遣会社の担当者が同行して一緒に出社する、もしくは事前の職場見学を済ませているため一人で出社する場合もありますが、どちらにしても時間には十分余裕を持って出勤しましょう。
電車の遅延などが発生していても遅刻にならないように、早めに到着しておくに越したことはありません。採用前の面談のときには電車が空いていたのに、通勤ラッシュでは乗り換えがスムーズにできないということも考えられます。駅から会社までの道を確認しておくことはもちろん、出社時間帯の出勤経路のシミュレーションをしておくと安心です。

第一印象は挨拶で決まる

派遣社員に限らず、初日の挨拶は第一印象を決めるとても大切なステップです。
そして第一印象は、今後の働きやすさにも影響する可能性があります。これから一緒に働く仲間に対しては、精一杯頑張るという前向きな思いをぜひ、伝えてみてください。フロア内を回って他部署に挨拶をすることもありますが、どんなときも堂々と、そしてハキハキと自己紹介をすることが大切です。また、社内ですれ違った人にも挨拶したり、会釈したりすることを忘れないようにしましょう。

筆記用具は忘れずに

指定の持ち物があれば、派遣会社の担当者から事前に指示があります。特に指定がない場合には、最低でも次の物を持っていくと安心です。

  • 筆記用具(多色ボールペンが便利)
  • ノートやメモ帳、手帳
  • 名刺入れ
  • クリアファイル

文具の支給がない会社もあるため、自分の筆記用具は必ず用意しておきましょう。教えてもらったことをメモするためにも、メモ帳とペンは必須です。直近のスケジュールを書き込めるような手帳も便利かもしれません。
また、社員に挨拶する際に名刺をもらうこともあるため、名刺入れもあると便利です。説明時に書類を使うこともあるので、保管用のファイルがあるといいでしょう。会社の資料をもらった場合のことを考えて、バッグは大きめのサイズを用意しておくと安心です。

髪型や服装はどうすればいい?

派遣先での就業初日は、どんな髪型や服装で行けばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。身なりをきちんと整えて初日を迎えることはとても大切です。初対面は見た目で判断される部分が大きいため、会社の雰囲気に合った、清潔感のある格好をしておくことを心掛けましょう。

清潔で華美ではない髪型がベター

初日は第一印象を決める大切な日なので、清潔感のある髪型で出社しましょう。顔に髪がかかっていると、暗い印象を与える可能性もありますので注意しましょう。会社によっても、規定や社風はそれぞれですが、幅広い年齢層の方々に挨拶することも考慮し、初日から派手な髪色やヘアアレンジは避けたほうが無難です。カラーリングをしている人は、黒色または落ち着いた茶色に整えておくのが社会人としてのマナーです。

社風に合わせた服装を確認しておく

服装に関しては、事前に派遣会社の担当者に詳しく聞くとよいでしょう。社員や他の派遣社員がどのような服装で仕事をしているのか教えてくれます。そのうえで、初日はスーツでなければいけないのか、オフィスカジュアルで良いのかなど、ヒアリングしておくと安心です。スーツの場合は、社内の多くの人に挨拶することになるので、きちんとした印象を与えるためにも無地のシンプルなものを着用し、ヒールは3cm程度を目安にして、高すぎる物は避けるのが望ましいでしょう。
2日目以降はより会社の雰囲気に合った服装を選ぶといいでしょう。また、派手なアクセサリーやネイルなどは避けて、シンプルかつ清潔感のあるコーディネートを意識することが大切です。

派遣社員 初日1日の流れ

ここからは、派遣初日の一般的な流れをご紹介します。企業によって詳細は異なり、順番が前後することもありますが、参考にしてみてください。

1挨拶
まずは、いっしょに働く人への紹介からスタートすることが多いでしょう。朝礼などで紹介される場合には、挨拶だけでなく意気込みなどを聞かれる場合もありますので、簡単に話せるようにしておきましょう。
2設備案内や社員紹介
これから働くうえで使用する社内の設備や会議室、休憩室などの説明を受けます。また、部署ごとに挨拶して回ったり、いっしょに仕事をする社員の紹介を受けたりすることもあります。
3会社説明
これからこの会社の一員として働く上で知っておかなくてはならない事業やサービスについてなど、会社全体の説明を受けます。
4業務説明・研修
自分が担当する業務の説明や研修を受けます。大切なことはメモを取り、疑問点があれば質問しておきましょう。初日から難しい業務を任されることは少なく、説明や作業の手伝いを任される程度の場合が多いので安心してください。

知っておくと安心な派遣初日の過ごし方

ランチや退勤前の心掛けなど、知っておくと安心する初日の過ごし方について見ていきましょう。
気になる点や不安な点は、初日だからこそ聞きやすいこともあります。臆せずに、不明なところは確認しておくことで、やる気を伝えることにもなります。自分から積極的に声をかけましょう。

気になるランチはどうするの?

会社によって、食堂や休憩スペースの有無はさまざまなため、お弁当は持っていかないほうが無難です。その場に応じて、ランチを食べに行ったり購入したりしましょう。また、ランチに誘われることもあるため、昼休みにほかの社員とコミュニケーションをとれるのであれば、積極的に参加することをおすすめします。普段からコミュニケーションをとっておくことで、仕事でも何かと助けてもらえたり、円滑に業務を進めたりすることができるでしょう。

わからないことは初日に確認しておく

初日の説明や研修でわからない点があれば、できるだけその日のうちに確認しておきましょう。コミュニケーションをとるきかっけにもなりますし、誰に何を聞けばよいのかだけでもわかると、翌日以降の業務もスムーズになります。
また、今後の業務の流れや2日目の予定などについても、初日の最後に確認しておくと安心です。

定時になったら自分から声をかけよう

定時が近くなったからといって、すぐに帰る準備をして退勤するのはNGです。定時前になって定時退社の指示や仕事の指示がない場合は、何かできることはないか確認しましょう。特に指示がなければ退社してもいいか確認したうえで、挨拶を忘れずに退勤しましょう。

不安なことは派遣会社に相談する

初日が終わった後には、派遣会社の担当者から連絡がある場合もあります。会社では聞きにくいことや不安な点があれば、派遣会社の担当者に確認しておくことも大切です。直接聞きづらいことも確認しやすく、サポートが受けられるのは、派遣社員のメリットでもあります。

初日が肝心!気負わず明るく出社しよう

派遣先での就業初日は、派遣社員としてのあなたの第一印象を決め、今後の業務や社員とのコミュニケーションを円滑に進めていくためにも、とても大切です。
緊張感を持つことは大切ですが、遠慮せず、わからないことは積極的に聞くことの方が重要です。事前に不安な点は派遣会社の担当者に確認しておき、しっかりと準備をして臨みましょう。

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