インテリアコーディネーターとは 初めてのショールームコーディネーターガイド

資格を取得して目指せステップアップ!

インテリアコーディネーターとは

ショールームコーディネーターとして仕事をしていく中で「もっとキャリアアップしたい」「インテリアについて専門的な知識をつけたい」と思うかもしれません。そんな時は、インテリアコーディネーターの資格取得を目指してみるのはいかがですか?

インテリアコーディネーターってなに?

インテリアコーディネーターは、インテリアに関する幅広い商品知識を持ち、インテリア計画の作成や商品選択のアドバイスをします。住む人が「暮らしやすい」「快適だ」と感じるように、室内空間を総合的に計画します。「空間プロデューサー」と言ってもよいでしょう。インテリアコーディネーターの歴史はそれほど古いものではなく、1970年代半ば頃から始まりました。

それまでインテリアは建物の付属物でしかなく、建築士が自分の好みで決めたり、住宅会社がいくつかのパターンの中から顧客に選ばせたりしていました。今は、高齢者世帯や核家族など、家族像が多様になり、バリアフリーや省エネなどニーズも色々で、お仕着せのインテリアではお客さまが満足できなくなっています。こういったお客さまのニーズを汲み取り、総合的に具体化するのがインテリアコーディネーターの仕事です。

受験制限なし! 誰でも受験できる

一次試験

  • 商品と販売
  • 計画と技術

二次試験

  • 論文試験
  • プレゼンテーション試験

インテリアコーディネーターとは、公益財団法人インテリア産業協会による民間資格です。インテリアの仕事は資格がなくてもできますが、インテリアコーディネーターの資格は社会的認知度が高く、資格を持っていることでより信頼感が得られたり、就職で優遇されたりすることがあります。ショールームコーディネーターとして働きながら自己研鑽のために資格取得をされる方もいます。

インテリアコーディネーター資格試験は、学歴や職歴などの受験制限がなく、誰でも受けることができます。資格を得るためには、一次試験と二次試験の2つの試験に合格する必要があり、一次試験は、マークシートによる択一式で、「インテリア商品と販売の基礎知識」(商品と販売)、「インテリア計画と技術の基礎知識」(計画と技術)の二科目に分かれます。二次試験は、一次試験の合格者のみ受験することができ、論文試験とプレゼンテーション試験(製図試験)があります。最終的な合格率は25%程度で、簡単に取れる資格ではありません。しかし心配はいりません。試験問題にはショールームコーディネーターの経験を生かせる部分がたくさんあります。ショールームコーディネーターの仕事は、デザイン性の高いインテリアやキッチン、バスルーム、環境に配慮された最新の設備など、さまざまな商材に直に触れて学ぶことができ、インテリアコーディネーターを目指す方には最適な環境といえます。実際にインテリアコーディネーター資格試験合格者の実に半数以上がなんらかのかたちでインテリア関係の業界に携わった方たちです。

■業種別の合格者数:平成24年度(30回)

業種別 合格者数 構成比
ファブリック 32 1.30%
家具 108 4.20%
壁装・建築材料 64 2.50%
住宅設備・部材 86 3.40%
インテリア総合 230 9.00%
住宅・建設・内装 945 37.00%
その他 622 24.40%
主婦 269 10.50%
学生 198 7.70%
合計 2554 100%

資格取得のメリット

インテリアコーディネーター資格を取得すると、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。先に述べたように、インテリア関係の就職や実務にとても有利です。一口にインテリア関係といっても、住宅メーカー、工務店、住宅建材・設備メーカー、百貨店、ホームセンター、リフォーム会社、インテリアショップ、建築設計事務所、さらにデザイン系の出版社など実にさまざま。今後、住空間の多様化はさらに進むことが予想され、個々のお客さまの要望を形にしていくインテリアコーディネーターの需要は高まるでしょう。

あこがれのインテリアコーディネーターの仕事

ショールームアドバイザー⇒インテリアコーディネーター

インテリアコーディネートは、まずお客さまの話を聞くところから始まります。家族構成、ライフスタイル、趣味、予算などについてうかがったうえで、想像をふくらませます。こうしたヒアリングを元に、具体的なインテリアのプランニングをおこない、表現します。表現の方法は、絵や写真、平面図、ファブリックなどのサンプルを用います。その後、具体的なインテリアの配置を検討し、商品のセレクトを行い、リストとしてまとめ、微妙なデザインや色・サイズを、全体のバランスとお客さまの意見を元に決めていきます。さらに、見積もりを作成し、お客さまとともにショールームを訪れ、商品の実物を見ます。効率よく回れるように計画を立て、現物を見たお客さまの意見を確認します。最後に、インテリアの手配や買い付けを行い、実際にセッティングします。

このような仕事内容の多くは、ショールームコーディネーターとしての仕事で身に付けられる部分もたくさんあります。ショールームコーディネーターとして現場でスキルやセンスを磨きながら、インテリアコーディネーターへの道を開きましょう!

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