- Q.事務の仕事は、適性に合っていないような気がしているのですが…。
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A.
<相談者の背景>
派遣社員歴15年。事務が中心。その前は接客の仕事を10年。これだけ長く事務をしていても自分には何か違うという感覚がある。これから先のことを考え、接客に戻ったほうがいいのか、それとも違う仕事を考えたほうがいいのか、考えれば考えるほどわからなくなってきた。<回答>
今後の働き方を事務か接客かという選択肢にいったん絞って、OK/NGワードをあげてみましょう。自分にとって事務の何がOKなのか。NG=適性に合っていないと思うことは何か。接客も同様にピックアップしたものの中から、共通するキーワードを見つけます。次にそのキーワードをベースにこれまでの働き方を振り返ってみると、事務と接客の仕事はその軸に沿うか・沿わないか、何を重点に仕事に臨んできたかを考えるとこれからの手がかりが見えてきます。
仮に、「バランス」「その人のために」「美」というキーワードが出てきたとしましょう。
事務→「バランス」〇 「その人のために」〇 「美」×
接客→「バランス」〇 「その人のために」◎ 「美」◎
と捉えていたとすると、キーワードに沿っていない事務に違和感を覚えるのも当然です。だからといって、事務に合っていないと結論づけるのはまだ早いかもしれません。
事務の仕事に対しても、「バランス」「その人のために」「美」を意識すると、仕事への取り組み方が変化するように思います。
大切にしていることをベースに考えれば、職種は気にならなくなるかもしれませんね。