キャリアについて

Q.これまで業務で役に立てることは積極的にやりたいと就業先にアピールしてきましたが、それは契約外になると担当させてもらえなかったこともありました。契約縛りがある中で、幅広い業務へ取り組むための突破口があれば教えていただきたいです。
A.
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早坂先生からの回答

幅広く業務に関わりたいのに、契約外で担当させてもらえなかった経験があるのですね。派遣社員の相談の中にも、積極的に関わってもその意欲が買われない。むしろ削がれたということが話題に上がることがあります。

派遣社員は契約に則った業務遂行が求められていますが、契約内容を読んだだけではどこまでが担当範囲かわかりにくい場合もありますね。また、セキュリティ上、正社員しか扱ってはいけないものもあります。そんな中でどうやって積極的に関わっていくか、ですよね。

まずは①積極的に関わることをよしとする組織と②そうでない組織があるということ。
派遣社員から聞いた言葉をお伝えすると、
①の組織では、「私の意見や提案を積極的に受け入れてくれるし、業務を任せてもらえている」
②の組織では、「私の提案には耳を貸さない。指示に従ってくれればいいからとしか言われないからいつも指示待ち」

積極的に関わりたくても難しい組織があることを知っておきましょう。

次に積極的な行動の前に意欲的な姿勢を見せるのではどうでしょうか?
もう十分にその姿勢を見せていると思いますが、意欲的な姿勢の前に積極的な行動をとっている方も多くて。積極的という行為は相手があってこその行動です。行動が先に出てしまって相手が驚いてしまったり、あなたがどうしてその行動をとるか相手が気づいてないかも?ということがあります。
どうして幅広い業務に携わりたいのか、あなたのその思いを知ってもらう段階があると相手が安心するように思います。

意欲的な関わりには「思い」があります。あなたの思いを伝えて行動に移せる環境を整えてみましょう。その環境があって積極的な業務への取り組みが可能になるのかな、と私は思っています。

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