宮城県 令和5年度障害者雇用プラスワン事業 障害者雇用をすすめたい企業の課題解決をサポートします -「あと1人 まず1人」の雇用を促進するために-

宮城県

宮城県では、令和4年6月1日時点の県内民間企業における障害者雇用率は前年度と同率の2.21%と法定雇用率2.3%を依然として下回っており、障害者雇用の促進は依然として重要な課題となっています。
本事業では就職を希望する障害者の方が1人でも多く就職し、企業に定着できるように支援するとともに、県内企業に「まず1人」「あと1人」のプラスワン雇用の働きかけをすすめ障害者雇用率向上を目指します。
※本事業はアデコ株式会社が宮城県より受託し運営しています。

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障害者雇用プラスワン事業とは

本事業では「障害者雇用を考えている企業」や「すでに雇用を進めている企業」から 現状や課題のヒアリングを行い、それぞれの企業の要望に合わせた支援を提供することで雇用の促進と職場定着をサポートする事業です。
セミナーや見学会による普及啓発、特別支援学校や優良企業、支援機関との情報交換の機会の提供、企業見学・職場実習をきっかけとした支援機関との関係構築を図ります。

サポートの流れ

企業状況の把握:企業訪問によるヒアリングを通じ、企業の要望や課題を把握、支援の提案:雇用に役立つ情報の提供、支援計画の提案、支援機関との連携構築、支援の実施:企業説明会、社内勉強会、特別支援学校や支援機関見学、情報交換会などの支援を実施、フォローアップ:支援の実施効果を確認、企業要望に合わせ支援計画に沿った継続的なサポートを実施

支援内容

企業の要望や課題に合わせ、雇用促進に役立つさまざまな支援を提供します。

職場の雇用環境を整える

【情報交換会】では 特別支援学校の進路指導担当者や支援機関の担当者との意見交換から、自社の環境整備に必要なアドバイスが得られます。

社内の理解促進を進める

 【出前セミナー】では 障害者雇用の理解促進や職場定着に役立つ“社内勉強会”を開催できます。

一緒に働くイメージをつかむ

【特別支援学校の見学】では “障害者とともに働く”イメージが掴め、職場実習の受け入れを通し段階的に雇用環境の準備が行えます。
【優良企業の見学】では 障害者雇用を積極的に進めている企業担当者との意見交換を通じ、実際の雇用事例を学べます。

障害者への理解を深める

 【就労移行支援事業所の見学】では 事業所での一般就労に向けた取り組みや障害種別・特性に合わせた配慮事項、接し方などの理解を深めることで、さらなる雇用促進や職場定着につながる情報が得られます。

多くの求職者に自社を知ってもらう

【企業説明会】では 多くの就労希望者や就労支援機関の担当者に雇用方針を直接伝えることで、自社に合った人材の確保や雇用機会の拡大が見込めます。

具体的な雇用の促進

【障害者の企業見学・職場実習】を受け入れることで企業と求職者の相互理解が深まり、マッチングの向上につながります。