フリーターからの就職は難しい?成功させるコツや就活を進める方法などを詳しく解説

フリーターからの就職にお悩みではありませんか?「有効求人倍率が低い業界を狙う」「資格を取得する」などのコツを押さえることで、就職成功の可能性を高められます。このページでは、フリーターが就職を成功させるコツや就職のメリット・デメリット、具体的な就活の進め方について解説します。

フリーターからの就職は難しい?

フリーターからの就職が難しいというのは本当でしょうか。実はその難易度はフリーター期間の長さによって異なります。フリーター経験を評価する企業も多く存在するため、就職したい、という場合は、まず実際に就職活動を開始してみることをおすすめします。

フリーターからの就職は、決して不可能ではありません。ただし、「フリーター期間が長くなると就職が難しくなりやすい」という傾向には注意しましょう。

フリーター期間が長いほど就職が難しくなる傾向にある

独立行政法人労働政策研究・研修機構がまとめた、「男女別・フリーター期間ごとにおける就職成功率」は、以下のような結果となりました。

1年以内
1~2年
2~3年
3~4年
4~5年
5年以上
男性 74.7% 64.2% 68.9% 69% 51.4% 44.3%
女性 64.4% 58.8% 47.5% 55.8% 28.8% 24.5%
参照:労働政策研究報告書 | 大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-p.128新規ウィンドウで開く

男女ともにフリーター期間が4年を超えると、1年以内と比較して就職率が約20%近く低下していることがわかります。

このようにフリーター期間が長くなると、その分就職率も下がってしまう傾向があるのがわかります。フリーター就職を検討している方は、早めに就職活動を始めてみましょう。

フリーター経験を評価する企業も多い

上記のように、フリーター期間が長くなると就職率は低下する傾向にあります。しかし、フリーター期間が5年以上であっても就職できなくなるわけではありません。

企業によっては、フリーター経験を評価するところもあり、自分の経験やスキルをアピールすることができます。具体的には、以下のような観点でフリーター経験を評価する企業が多いようです。

評価内容
割合
フリーター経験であってもその経験から何を得てどのように活かしていくかが明確に説明できている場合はプラスに評価する 39.9%
フリーター経験であっても、募集する職種と関連があればプラスに評価する 38.2%
フリーター経験であっても、1つの企業に継続して勤務している期間が一定期間あるのであればプラスに評価する 25.5
参照:厚生労働省 | 正社員?フリーター?何が違うの??p.6 新規ウィンドウで開く

フリーターが就職を成功させるコツ

フリーターが就職を成功させるには、以下のコツを押さえましょう。

  • 早い段階で就活をスタートさせる
  • 「未経験可」「第二新卒歓迎」などの求人を中心に応募する
  • 挑戦しやすい業種や職種を目指す
  • 身だしなみや基本的なビジネスマナーに気を配る
  • 資格を取得しておく
  • 幅広く求人をチェックする

早い段階で就職活動をスタートさせる

上記で解説したように、フリーター期間が短いほど就職できる可能性は高くなるため、1日でも早く就職活動を進めましょう。また、フリーター期間に学んだことを明確に説明できたり、ひとつの職場で長く働いたりできていれば、プラスに捉える企業もあります。

このように、やり方によっては就職の成功可能性を高められるため、1日でも早く就職活動をスタートさせることをおすすめします。

「未経験可」「第二新卒歓迎」「経験不問」などの求人を中心に応募する

「未経験可」「第二新卒歓迎」「経験不問」などを掲げている企業であれば、スキルや経験がない場合でもポテンシャルを見て採用してくれる可能性があります。

経験やスキルに自信が持てない場合は、このようなポテンシャルを見てくれる企業の求人に挑戦するのも一つの手です。

挑戦しやすい業種や職種を目指す

「有効求人倍率が高い」「特別な資格が必要ない」といった業種や職種は、企業も採用の門戸を広げているため、就職先の選択肢のひとつに入れるとよいでしょう。有効求人倍率が高い業種としては、例えば以下が挙げられます。

介護(介護サービス職業従事者) 3.49倍
営業(営業職業従事者) 2.26倍
小売り・販売(商品販売従事者) 1.96倍
参照:厚生労働省 | 一般職業紹介状況(令和5年10月分)について | 参考統計表8-1新規ウィンドウで開く

上記はいずれも有効求人倍率が1倍を超えているため、求職者数よりも求人数のほうが多い状態です。その分、挑戦しやすい職種や業界であると言えます。

また、事務職(一般事務従事者)については倍率が「0.32倍」と低いですが、中には特別な資格やスキルを求められない求人も多数存在するため、未経験でも挑戦するチャンスはあります。

このように、有効求人倍率や専門性の有無を考慮して、就職先の候補をピックアップしてみましょう。

身だしなみや基本的なビジネスマナーに気を配る

企業からすると「ビジネスマナーや最低限の礼儀は身に付いているか?」などは特に気になる部分です。そのため最低限のビジネスマナーや礼儀を身に付けておくと好印象です。難しく考える必要はなく、「身だしなみが整っていて清潔感がある」「レスポンスが早い」「敬語を正しく使える」など、基本的な内容を押さえていれば問題ありません。

資格を取得しておく

資格を取得することで、就職前に専門的な知識を身に付けられるため、企業へのアピールポイントを増やせます。もし自分が目指す業界や職種で必要な資格があれば、事前に取得しておきましょう。スキルだけでなく、お仕事へのモチベーションの高さも企業に伝えられます。

挑戦する職種や業界によっても異なりますが、例えば以下のような資格が挙げられます。

  • TOEIC
  • 簿記
  • MOS
  • 秘書検定
  • 文書情報管理士
  • ファイナンシャルプランナー

幅広く求人をチェックする

最初から希望条件を絞りすぎると、就職の選択肢を狭めてしまいます。また希望条件すべてを満たす求人を見つけるのは難しいため、お仕事が決まるまでに時間もかかってしまいます。

条件の優先順位をつけ、幅広く求人をチェックすることが大切です。業界の範囲や勤務条件などの許容範囲を広めることで、今まで自分が知らなかったお仕事を見つけられるかもしれません。

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フリーターが就職するメリット

フリーターから就職するにあたっては、メリット・デメリットの両方があります。事前に確認しておき、自分のライフスタイルにマッチするほうを選びましょう。

まず、フリーターが就職するメリットは以下の5つです。

  • 安定して雇用してもらえる
  • 毎月の収入が安定する
  • 幅広い業務に携わることでキャリアのステップアップにつながる
  • 手厚い福利厚生を受けられる

安定して雇用してもらえる

フリーターは非正規雇用のアルバイトであるため、雇用期間に定めがあります。普段の勤務態度や企業の経営状況によっては契約が更新されないこともあるため、雇用が不安定です。

一方、就職して正社員になると正規雇用となり雇用期間の定めがなくなります。就業規則に著しく反するなど、従業員側によほどの問題がない限りは解雇されないため、長期的に安心して働くことができます。

毎月の収入が安定する

フリーターは時給制であることが多く、勤務日数によって毎月の収入が決定します。そのため「長期休暇で何日も休んだ」「体調不良で数日休んだ」といった月があると、収入も減ってしまいます。

就職して正社員になると月給制になるため、長期休暇などで休んだ日があっても収入は基本的に減りません。

幅広い業務に携わることでキャリアのステップアップにつながる

フリーターの業務範囲は事前の契約で定められているため、大きな責任を伴うお仕事や新しい追加業務などは、比較的発生しにくいと言えます。毎日の業務が一定なのでプレッシャーはありませんが、その分、積める経験が少なくなることもあり、ステップアップにはつながりにくい場合があります。

一方で就職して正社員になると、各種事務作業やマネジメント、大きなプロジェクトへの参画、顧客との打ち合わせなど、幅広い業務に携わる機会が増える可能性が高くなります。

幅広い経験を通じてスキルを身に付けられると、キャリアのステップアップにつなげやすいでしょう。とくに「今後も転職して年収を上げたい」と考えているのであれば、就職して経験を積んでおくのはおすすめです。

手厚い福利厚生を受けられる

フリーターでも勤務時間や日数などの一定条件を満たしていれば、法定福利厚生が付与されます。「法定福利厚生」とは、法律で付与が義務付けられている福利厚生のことです。例えば、社会保険や労災保険、雇用保険などが該当します。しかし、企業が任意で設定する「法定外福利厚生(家賃補助・通勤手当・社食利用など)」は付与されないことが多いです。

就職して正社員になれば、法定外福利厚生も付与されることが多いため、企業から手厚いサポートを受けられます。ベビーシッター代補助や介護費用支給などの制度を設けている企業もあり、日常のさまざまな負担を減らせる点が魅力です。

フリーターが就職するデメリット

一方で以下のデメリットにも気を付けましょう。

  • 「働きたいときに働く」ということは難しくなる
  • 職場からの業務命令を受け入れなければならない
  • 時給換算ではフリーター時代の収入のほうがよい可能性もある

「働きたいときに働く」ということは難しくなる

フリーターは自由にシフトを組めるため、平日に休んだり時給が高い時間帯を中心に働いたり、自分の希望に合わせて勤務できました。

しかし、就職して正社員になると、原則として「1日8時間・週5日」でフルタイム勤務をしなければなりません。雇用や収入は安定しますが、自分の時間の大半をお仕事に費やす必要があります。自分の都合に合わせて勤務時間を変えたい方にとっては、大きなデメリットになるでしょう。

職場からの業務命令を受け入れなければならない

フリーターは事前に定められた業務範囲を行っていれば問題がなく、業務範囲を超えるお仕事は拒否できました。

しかし、就職して正社員になれば、追加の業務依頼や転勤命令といった職場からの指示には原則として従わなければなりません。もちろん企業によっては、従業員の事情を考慮してくれるところもあります。とはいえ、基本的には職場の都合に合わせざるを得ない場面は増えていくでしょう。

時給換算ではフリーター時代の収入のほうがよい可能性もある

月給を時給に換算すると、フリーターの時の方が収入が大きいということも考えられます。

ただしあくまで手取り金額での話であったり、福利厚生の違ったりすることもあります。一概に給与を比べることは難しいため、どちらが良いとは言えません。 働き始めてから後悔しないように、自分の希望に合わせて、条件はしっかり検討しましょう。

フリーターが就職活動を進める方法

フリーターが就職活動を進める方法は、主に以下の3つです。

  • 転職エージェントに登録する
  • 自分で求人を見つけて応募する
  • 正社員登用制度を活用する

転職エージェントに登録する

転職活動を自分ひとりで進めると、どうしても効率が悪くなる場合があります。例えば、履歴書を作成する際に「志望動機を作る際のポイントは?」「自己PRはどうやって書くのか?」などを自分で調べなければなりません。

転職エージェントを活用すれば、履歴書作成のコツだけでなく、面接へのフィードバックをもらったり不安点を相談したりしながら就活を進められます。とくに面接は、第三者からの客観的なアドバイスがないと改善すべきポイントがわかりません。数多くの転職を支援してきたコンサルタントから、プロの視点で的確なフィードバックをもらえるのは、転職エージェントならではの魅力です。

自分で求人を見つけて応募する

自分で求人を見つけて応募する場合は、求人サイトをチェックし、希望条件で検索をかけましょう。基本的な勤務地や職種、業種、希望年収などをはじめとして、「未経験可」「第二新卒可」「経験不問」などで検索できます。

検索条件や掲載されているお仕事はサイトごとに異なります。そのため、複数の求人サイトを比較して、最も自分の希望にマッチするお仕事が掲載されているところを使いましょう。多少時間はかかりますが、よりよいお仕事を見つけられます。

正社員登用制度を活用する

正社員登用制度とは、現在勤務している職場で正社員雇用に切り替えてもらう制度のことです。すでに業務内容や職場の雰囲気を把握した状態から正社員として就職できるため、入社後のミスマッチを防げます。企業からしても、スキルや人間性を知っている人材を雇用できるため、新規で採用するよりも安心です。

正社員登用制度の有無は、企業によって異なるので必ず事前にチェックしましょう。また、制度はあっても採用実績がほとんどないというケースもあるため、あわせて確認するのをおすすめします。

フリーターからの就職活動もアデコの転職支援にお任せください

上記で解説したように、フリーター期間が長いほど就職は難しくなる傾向にあるため、早めに就活を進めるのが大切です。もちろん、期間を意識しすぎて焦ってしまい、ミスマッチな企業に就職することは避けましょう。

就職活動をするにあたって、ぜひ転職エージェントの活用を検討してみてください。転職エージェントでは、求職者の希望条件をじっくりヒアリングしてマッチするお仕事を紹介してくれます。お仕事探しから選考の対策までを行ってくれるため、就職活動を有利に進めることができるでしょう。

アデコでも、フリーターの方を含めて幅広く転職支援を行っています。 少しでも気になった方は、まずは無料登録を行ったうえで、どんな求人があるのかチェックしてみてください。アデコの転職支援について詳しくは以下のページからご覧いただけます。

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