実習先は昭和27年設立の住宅用設備機器の販売卸を行う企業。新築や改修工事、リフォームなどの設備工現場をスムーズに動かすべく物資のロジスティクスを担う。

実習先は昭和27年設立の住宅用設備機器の販売卸を行う企業。新築や改修工事、リフォームなどの設備工現場をスムーズに動かすべく物資のロジスティクスを担う。

実習体験者(チャレンジ生)

実習前の心境は?

実習前の心境は?

大学を中退したことが壁となり就活を挫折。就職していない時期に、父が病気で倒れました。父が居なくなったら、誰が家族を支えるんだろうと逃げ出してしまいたいくらいの不安を感じていました。
しかし長男である自分がやるしかないと決意。親戚が経営する九州の運送会社で働く前に、東京でもう1度だけ就職のチャンスを掴もうと本事業へ参加しました。

実習初日はいかがでしたか?

初日はとても緊張していて、あまり覚えていないです。
ただ、実習先に送り出される前に、事前セミナーで立ち方の姿勢、言葉遣いなどの基本的なビジネスマナーを教えていただけたことは心強かったです。
個人的に敬語が一番の不安要素だったので、事前に不安が軽減されました。

実習期間中はどんなことをしましたか?

実習期間中はどんなことをしましたか?

分からないことを質問することが出来なかったりもしましたが、社員の方が「大丈夫?」「分からないことない?」とフォローしてくださって嬉しかったです。
みなさんお忙しそうですし、分からない所は後回しにしようとしたこともありましたが、現場によっては至急で、工事が滞るという事を教えていただいてから、積極的に聞くようになりました。

最後に、これから参加される方へ一言お願いします

自分はもともと出不精でこもりがちでしたが、やはり外に出て仕事をすることは良いことだと実感しています。
家族はやっと肩の荷が降りたといった感じです。接する時間が長かったことで母親との関係が悪化していましたが、そこも解消することが出来ました。
入社後、現場でお客さまと会った時に、セミナーで習ったことを実践してみたら「わかってるじゃん」と言ってもらえたことがあります。実習は必ず身になります。改めて事業に参加してよかった、就職してよかった、ここにしてよかったと感じています。

企業担当者

事業参加のきっかけは?

事業参加のきっかけは?

体を動かして汗をかき、やりがいを感じていただくことで、将来に不安を感じている方々にとって社会で働く足掛かりになるのではないかというイメージを持ちました。配送業務の社員が病気で退職したことをきっかけとして本事業へ参加。

実習初日の体験者の様子はいかがでしたか?

初日は少し不安そうに映りましたので、最初にまず20日間のスケジュール表を渡しました。最初にやることを明確に伝えることで、何をやるのかという不安を少しは軽減してあげられるのではないかと思ってのことです。

実習内容はどのようなことにこだわってますか?

何も分からない状態の人に「考えてやれ」と言っても、なかなか分からずに動けなくなってしまいます。ですから最初のうちは、まずやることがきちんと決まっているものを提示して、業務に慣れていく中で、やりがいを感じていただけるよう実習内容を考えました。

実習を終えた体験者はどのように変化しましたか?

最終日、チャレンジ生と近所に焼肉を食べに行きました。「約3週間実習してみて、うちを気に入ってもらえなければそれまでだし、もし気に入ったなら応募してくれていいよ」という話をしました。
幸いにも好意的に思ってくれていたようで、とても安心した表情を見せてくれました。やりがいがありそうだと感じてもらえたみたいです。

最後に、これから参加される方へ一言お願いします

多くの中小企業と出会い・知ることが出来る良い機会ではないかなと思います。世の中はまだまだ知らない仕事が沢山ありますし、きちんと説明会で話を聞いた上で応募することが出来ますので、出会いのチャンスを広げる意味ではとても有効です。
待遇や仕事内容など、表面的なことばかりで選ぶとお互いが「なんか違うな」という結果になってしまいます。理念や目指している目標等への「共感」を大切に、出会いたいですね。

事務局 サポート担当
事務局 サポート担当

チャレンジ生が体を動かす仕事に興味があるとの事で、この企業様を紹介させて頂きました。 商品配送、現地でのクライアントさんとの商談も体験させて頂き、コミュニケーション能力の向上につながった様です。当初は事務処理、電話対応に苦労をしていた様子ですが、徐々に先輩社員の方々のご協力のおかげで成長を重ね、顔つきも見違えるようになってきました。

実習中は週1回の事務局 サポート担当との面談を通じ一人ではなく、二人三脚で一緒に頑張る事で皆実習をやり遂げています。この様にまったくの未経験者の方が20日間の実習を通じ実業務を体験する事により、企業の方々とのふれあいを体験出来ます。それが正社員採用に直結する最短の方法論です。大切なのは気持ちです。「頑張って正社員になりたい!」という気持ちを崩さず精力的に実習を続ければ必ず結果はついてきます。