キャリアについて

Q.自分が積んでいきたいキャリアの内容と、他の人から見た自分の良いところや秀でていることが異なっている場合(自分では気づいていない)、これからのキャリアをどのように捉えたらいいか教えてください。
A.
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早坂先生からの回答

自分が目指すものと他人の評価が異なる…。
例えば、他人は営業とかコンサルなど外向きの仕事に向いているというけど、自分は外向きの仕事は苦手。事務のスペシャリストとしてキャリアを積んでいきたい、というようなことでしょうか?

自分では自分のよさになかなか気づきにくいものです。
洋服に例えるとわかりやすいかな?自分は“青”が似合っていると思っていても、周りは“オレンジ”の方が似合っているという、どうして?となりますね。

自分では好みや今までの経験によって“青”という色に対する思いも含めて似合っている(はず)となります。一方、周りの人はあなたの雰囲気(見た目やしぐさオーラみたいなもの)から”オレンジ”という色を結びつけています。
ということは、周りの人はあなたの日ごろの言動をみて、自分の気づいていないよさ・秀でていることを伝えてくれています。

周りの人がいい・秀でていると言っていることをあなたはどう感じているでしょうか。
それを言われて嬉しいですか?それは自分にとって都合の悪いことですか?
積んでいきたいキャリアに結びつくところはないですか?逆に足かせになってしまいますか?

  • 舞台俳優を目指して頑張っているのに、裏方が向いていると言われて舞台に上がることができない。
  • プロのサッカー選手を目指していたけど、プロはムリ。指導者ならと言われてコーチになった。
  • 現場の仕事を極めたいのになぜか管理職に抜擢されてしまった。

などの例を考えてみると自分の思いどおりにならないことも多いようです。

組織から求められる自分のスキルとその組織で自分が積みたいキャリアにどう関わっていけるか。これがこれからの課題になるでしょうか?

思い切って積みたいキャリアが積める環境を選んでもよし、割り切って評価されていることで力量を発揮するもよし、どんな選択をしたとしても、きっと周りの人があなたのいい・秀でているということは大きく変わらないような気がしています。
抽象的な回答となりましたが、参考になりましたでしょうか?

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