※本資料は11月14日にスイスで発表されたプレスリリースの日本語抄訳版です。

アデコグループ、ボストン コンサルティング グループと共同で、日本を含む世界9カ国での調査を基にした能力開発に関する報告書を発表

[2018年11月14日 スイス・チューリッヒ]

世界最大※1の人財サービス会社であるアデコグループ(本社:スイス・チューリッヒ、CEO:アラン・ドゥアズ)は、この度、世界的な経営コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(本社:米国・マサチューセッツ州、CEO:リッチ・レッサー)とのパートナーシップのもと、日本を含む世界9カ国において、企業と働き手を対象にした能力開発に関するグローバル調査を実施し、調査結果をまとめた報告書「Future-Proofing the Workforce: Accelerating Skills Acquisition to Match the Pace of Change(将来を見据えた能力開発:技術革新のスピードに合わせた能力開発の推進)」を発表しました。

調査対象となった9カ国(日本、米国、英国、中国、フランス、インド、イタリア、スイス、シンガポール)の働き手約4,700名に対するアンケートと、企業や組織の経営幹部への詳細なインタビューを基にしたこの報告書では、来たるべき変化に備え、また適応するための準備が企業で行われていることを紹介しています。また、新しいテクノロジーの出現によってもたらされる変化に対応するため、新たなスキルをどのように習得すればよいかについて、働き手の見解についても考察しています。さらに、新しい人財開発システムを構築する際の、企業や公共機関の役割についても論じています。

調査対象となった9カ国の働き手は、技術革新が自分たちの業務に大きな影響を与えていることについて非常に懸念しており、雇用者に対して、新たなスキルの習得をサポートするよう求めています。一方、多くの企業でも、新たな新しいスキルを獲得するための機会を従業員に与えることの重要性を認識しています。しかし、依然として能力開発に対する投資が十分でなかったり、長期的な観点からの能力開発計画を策定していない企業が多く見られました。報告書では、こうした課題を解決するためには、発想の転換が必要であることを明らかにしています。

〈調査結果のポイント:働き手〉

  • ・回答者の3分の2が、少なくとも5年ごとに、技術革新によって業務内容が大きく変化していると回答。
  • ・回答者の3分の1が、技術革新の結果、職を失うことを懸念。
  • ・回答者の3分2が、新しいスキルを習得するのは主に自分の責任であると回答。
  • ・回答者の77パーセントが、雇用者の設定する能力要件が異動決定時に影響を及ぼすと回答。
  • 〈調査結果のポイント:雇用者〉

    • ・研修を提供するためのインセンティブが課題になっている。その理由は、企業が従業員の再教育に投資しても、今後起こる変化のために、従業員が自社で働き続けることができないかもしれないため。
    • ・企業は、不確実な将来に向けて、多くの意思決定を行わなくてはならない。
    • ・トレンドが明らかになった時に意思決定をするのでは遅く、将来の業績にネガティブな影響を与えないためには、いま計画や投資を行なうことが重要。

    ボストン コンサルティング グループのシニア・パートナーであり、この報告書の共同執筆者であるジュディス・ヴァレンシュタインは、次のように述べています。「必要なのは、発想の転換です。企業も従業員も新しいスキルの習得が将来を見据えた手段であることを認識することが必要です。両者ともより柔軟なアプローチをとって、変化する環境に適応できる再教育を実現するように努力しなければなりません」

    アデコグループCEO、アラン・ドゥアズは、次のように述べています。「仕事の世界で変革に対応するためには、再教育と生涯にわたる学習が必須です。仕事を探している人にとっては、その人自身を他の候補者と差別化することができるようになります。企業にとっても、学習の機会を提供することでより魅力的な職場になり、人財確保に役立ちます。この報告書は、個人と企業が共に、雇用可能性と継続した学習に主眼を置くことが重要であることを明らかにしています」

  • *1:Staffing Industry Analysts 2017、人財サービス企業売上ランキングより

アデコグループについて
アデコグループは世界最大の人財サービス企業であり、1日あたり70万人以上の人々に雇用の機会を提供しています。世界60カ国33,000人以上の従業員を擁し、仕事の世界を一歩ずつ着実に変革しています。アデコグループの従業員は、10万を超える企業や団体に対し、人財サービスと絶え間なく変化する世界経済の中での成功に必要な先進的テクノロジーを提供しています。アデコグループは「フォーチュングローバル500」企業として、社会のニーズに応え、ビジネスの革新を推進するための共有価値を生み出しています。当社の文化である受容性・公平性・チームワークは、個人や組織に力を与え、経済を活性化させ、より良い社会を作り上げます。このような価値観に従業員も共感し、Great Place to Work®が発表した2017年版「働きがいのあるグローバル企業」世界ランキングベスト25(World’s Best Workplaces 2017)」で第2位を獲得しました。アデコグループは、これからもすべての働く人々のために仕事の未来を創造します。

アデコグループはスイスで法人登記されています(名称:Adecco Group AG、ISIN: CH0012138605)。本社をチューリッヒに置いており、スイス証券取引所に上場しています(証券コード:ADEN)。アデコグループは次の9つのグローバルな事業ブランドから成り立っています: Adecco、Modis、Badenoch & Clark、Spring Professional、Lee Hecht Harrison、Pontoon、Adia、YOSS、General Assembly。

ボストン コンサルティング グループ(BCG)について
BCGは、世界をリードする経営コンサルティングファームとして、政府・民間企業・非営利団体など、さまざまな業種・マーケットにおいて、カスタムメードのアプローチ、企業・市場に対する深い洞察、クライアントとの緊密な協働により、クライアントが持続的競争優位を築き、組織能力(ケイパビリティ)を高め、継続的に優れた業績をあげられるよう支援を行っています。1963年米国ボストンに創設、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年には名古屋に中部・関西オフィスを設立しました。現在世界50カ国に90以上の拠点を展開しています。

本件に関するお問い合わせ先

アデコ株式会社 広報部
Tel.03-6743-8085