健康経営に対する認知度、2割未満にとどまる

-人事・経営企画担当者を対象としたアンケート調査-

[2019年3月11日 東京]

人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港千代田区、代表取締役社長:川崎健一郎、以下「アデコ」)は、人事や経営企画に携わる385名のビジネスパーソンを対象に健康経営に関する認知度調査を行いました。

近年、経済産業省が「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人2019(通称ホワイト500)」の選定を行う等、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む企業への格付けが積極的に行われるようになっています。そうした背景をうけ、今回、企業の健康経営への取り組み状況や施策についてアンケートを実施しました。

〈調査結果のポイント〉

健康経営に関するアンケート調査

  • 「健康経営」の認知度、2割にとどまる
  • 所属企業の「健康経営」の実施状況、約半数は実施なし
  • 実施が多い施策は、「メンタルヘルス」対策

〈調査結果詳細〉

(1)「健康経営」に関する認知度、2割にとどまる

社員の健康増進を経営方針や経営戦略の一環として明確に位置づけ、企業として積極的に取り組むことを「健康経営」と定義したうえで、「健康経営」についての認知度を調査したところ、「言葉も内容も知っている」と回答した人は、2割にとどまりました。「言葉は知っているが、内容はわからない」を含めても57%で、「聞いたことがない」と回答した人は43%でした。

Q.健康経営という言葉を知っていますか。(n=385)

聞いたことがない43% 聞いたことがあるが、内容はわからない36% 言葉も内容も知っている21%

(2)企業の「健康経営」への取り組みは、約半数は実施なし

社員の健康増進を経営方針や経営戦略の一環として明確に位置付け、企業として積極的に取り組むことを「健康経営」と定義したうえで、勤務先での実施状況を聞いたところ、「実施していない」と回答した人が48%と、「実施している」と回答した27%の約2倍となり、「健康経営」へ取り組んでいる企業はまだ限られていることがわかりました。

Q.あなたの勤務先では、「健康経営」を実施していますか。(n=385)

いいえ48% はい27% 分からない25%

(3)「健康経営」への取り組みで最も多いのは、メンタルヘルス対策

「健康経営」を実施していると回答した102名を対象に、勤務先で実施している施策を聞いたところ、8割以上が「メンタルヘルス対策」と回答し、続いて「健康づくりのための情報提供」、「健康づくりに対するアドバイス、病気予防プログラムの提供」の順に多いことがわかりました。

Q.勤務先では、「健康経営」に関連したどのような施策が実施されていますか。(n=102)

メンタルヘルス対策80人以上90人以下 健康づくりのための情報提供50人以上60人以下 健康づくりに対するアドバイス、病気予防のプログラムの提供50人以上60人以下 健康や治療に関する相談窓口の設置40人以上50人以下 育児・治療と仕事を両立できるための環境整備40人以上50人以下 専門医による、精神・身体に関するカウンセリング40人以上50人以下 健康セミナーの実施30人以上40人以下 禁煙活動の実施30人以上40人以下 スポーツイベント(ウォーキング、サークル・部活等)の実施30人以上40人以下 その他0人以上10人以下

調査概要

  • 調査対象:企業や団体で人事・教育、経営、経営企画に関する部署に所属するビジネスパーソン
  • サンプル:385名
  • 調査方法:インターネット調査
  • 実施時期:2019年1月9日〜13日

本件に関するお問い合わせ先

アデコ株式会社 広報部
Tel. 050‐2000‐7024