2000～02 おしごと多様性。

ワーキングファッション

当時の働く女性のファッション

オフィストレンド

遠隔会議 teleconference

企業のコスト削減ニーズや、オフィスへのブロードバンドの普及を背景に、遠隔地会議システムの導入がひろがっていきます。音声会議やテレビ会議が大手企業を中心に普及し始めました。

アフターファイブ

自分磨き

自分の人間力や“女子力”を磨くことで、人としての魅力を高め、仕事や恋愛で輝きたい。そんな志向が上昇。旅行、読書、エクササイズなどで自己投資する女性が増えました。

お給料

2002年の新卒女子社員初任給
188,800円

賃金構造基本統計調査（初任給）（厚生労働省）より。

新しいしごと

携帯ショップのカウンターセールス

携帯電話の爆発的普及に伴って、携帯電話ショップが拡大。サービスも多様化するなか、カウンターセールスの職業がポピュラーかつ重要な存在に。

この時代の一言

『ワタシ（私）的には』

「○○的」「○○とか」「○○みたいな」といった「ぼかし言葉」が若者のあいだに浸透。相手とのちょうどよい距離感を保ち、自分の立場を守りたい心理の表れとして注目されます。「ワタシ（私）的には」は、2000年の新語・流行語大賞でトップテンに入賞。

シドニー五輪で女性輝く（2000）

マラソンの高橋尚子選手、柔道の田村亮子選手が金メダルを獲得。高橋選手の愛称「Qちゃん」や田村選手の「最高で金 最低でも金」という抱負が流行語に。

• BSデジタル放送開始（2000）
• アメリカ同時多発テロ事件（2001）
• 小泉内閣が発足（2001）
• サッカーW杯日韓共同開催（2002）
• ゆとり教育スタート（2002）

部屋干しトップ（2002）

共働き家庭や独身男女に洗濯物の「部屋干し」が一般化。その流れを踏まえ開発された部屋干し時のニオイを防止する洗剤が大ヒット。

• プレイステーション2（2000）
• 甘栗むいちゃいました（2000）
• ベイブレード（2001）
• フィット（2002）
• ヌーブラ（2002）

「Dearest／浜崎あゆみ」（2001）

日本中に“あゆブーム”が巻き起こり、2001年から史上初の3年連続でレコード大賞受賞。2000年から2年連続CD総売り上げ200億円突破も史上初。

• 「TSUNAMI／サザンオールスターズ」（2000）
• 「Voyage／浜崎あゆみ」（2002）

「ハリー・ポッターシリーズ／J.K.ローリング」（2000～2002）

1997年に刊行され始めたハリー・ポッターシリーズが大ブームに。「ハリー・ポッターと賢者の石」などが毎年ベストセラーになり、映画も大ヒット。

• 「話を聞かない男、地図が読めない女／アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ」（2000）
• 「「捨てる！」技術／辰巳 渚」（2000）
• 「チーズはどこへ消えた？／スペンサー・ジョンソン」（2001）
• 「声に出して読みたい日本語／齋藤 孝」（2002）
• 「世界がもし100人の村だったら／池田香代子ほか」（2002）

「Beautiful Life ～ふたりでいた日々～」（2000）

最高視聴率41.3％をたたきだした、木村拓哉・常盤貴子主演の大ヒットドラマ。バリアフリーという言葉のポピュラー化にも一役を買った。

• 「やまとなでしこ」（2000）
• 「HERO」（2001）
• 「空から降る一億の星」（2002）

iモード

携帯電話でメールはもちろん、ゲーム、占い、天気予報、レストラン検索、株価チェックなどさまざまなことが可能になった、世界初の携帯電話IP接続サービス。空前のブームに。

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