VOL.34:カップヌードルミュージアムで仕事体験

Adeccoの若年層向け就業支援プロジェクト「Work Experience Contest」

今年度、AdeccoグループはCSR活動の一環として、若年層の就業支援を行う「Adecco Way to WorkTM」プロジェクトにグローバルで取り組んでいます。その活動の一環として、世界中から選出された9名の若者が、さまざまな国で仕事体験をするプロジェクト「Work Experience Contest」を7・8月に実施しました。

日本から参加したのは、大学生の濱口昌紀さん。「カップヌードルミュージアム」での仕事体験を皮切りに、約1カ月間、タイやベトナムなどアジア8カ国で11の仕事を体験し、その様子を自身のブログや、Adeccoのfacebookなどを通じて発信しました。

「カップヌードルミュージアムでは、日本人が持つ“おもてなしの心”を学ぶことができました。この活動を通して得た働く楽しさや喜びを今後もAdeccoのアンバサダーとして、広く伝えていきたいと思っています(濱口さん)」

来館者がオリジナルカップヌードルを作ることができる「マイカップヌードルファクトリー」で仕事体験をする濱口さん。

Inerview

カップヌードルミュージアムを通して、
これから社会に羽ばたく若い人たちを支援したい

カップヌードルミュージアム 統括マネージャー 鶴丸一毅さん

当館の運営趣旨は、「子どもたちに発明・発見のヒントを伝える」こと。世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」や「カップヌードル」を発明した日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を数々の展示を通じて体感することができるのが、大きな魅力です。

それゆえ、若年層向け就業支援プロジェクト「Adecco Way to WorkTM」のお話をいただいた時、すぐにひらめきました。「何もないところから創っていく」という、ベンチャー精神に富んだ安藤百福の考え方や言葉は、これから社会に羽ばたく若い人たちの心に強く響くに違いないと。

当館がスタッフ一人ひとりに求めていることは、「お客様にとって今、何が必要なのか」をきちんと考え、判断して行動すること。いわば、日本人が得意とする「おもてなしの心」です。濱口さんには、当館のスタッフたちが現場でどのように「おもてなしの心」を表現し、工夫を重ねて運営しているかを見て、体感してもらえたのではないかと思います。当館での経験や海外での仕事体験を生かし、社会人として大きく成長してもらえれば、嬉しいです。

鶴丸一毅さん

カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)

日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」をコンセプトとして、2011年9月17日にオープン。インスタントラーメンに関するさまざまな展示や体験を通じて発明・発見のヒントを学び取ることができる体験型ミュージアムです。オープン以来、年間100万人の来館数を誇っています。

http://www.cupnoodles-museum.jp/
住所:横浜市中区新港2-3-4
開館時間:10時~18時(入館は17時まで)
入館料:大人(大学生以上)500円、高校生以下は無料

VOL.34トピックス