アンケート調査レポート あなたの仕事のストレスは何ですか? 20代以上の働いている方3299人を対象に、「仕事上のストレス」をテーマにアンケート調査を実施。年代や性別、役職や企業の規模などで見ていくと、“意外な違い”が浮かび上がってきました。〈アンケート概要〉調査期間:2015年11月上旬有効回答:3299人日経BPコンサルティング調べ

Q1 あなたは普段、仕事をする上でのストレスをどの程度感じていますか。 役職別 全体 会長/社長管理職 一般社員 年齢別 全体 29歳以下 30〜39歳 40〜49歳 50〜59歳 60歳以上 精神的にまいるほど感じる かなり感じる やや感じる ほとんど感じない まったく感じない

ANALYTICS ストレスフリーな会長・社長とストレスフルな40代 会長・社長 (ストレスを)全く感じない 21.4%(役員別の比較で最大) ほとんど感じない 23.2%(役員別の比較で最大) 40代(ストレスを)全く感じない 5.6%(各年代の比較で最小) かなり感じる 30%(各年代の比較で最高) 精神的にまいるほど感じる 5.9%(各年代の比較で最高)

【 解説 】会長・社長は経営を行う立場であることから、ストレス要因がほかの職位と比較して少ないことが考えられる。あるいは、ストレス耐性が強い人物だからこそ経営者になれたという見方もできる。一方、年齢別では40 代が最もストレスを感じている傾向にあり、世代として中間管理職層が多いことなどが要因として考えられる。

Q2 あなたが仕事をする上で、ストレスだと感じるものはなんですか? 企業規模別 全体 小規模企業※49人以下 中小企業(小)※50〜499人 中小企業(大)※500〜999人 大企業※1万人以上 職場の人間関係 社風や職場の雰囲気になじめないこと 自分が希望する仕事ができないこと 仕事の適性 仕事の裁量権 仕事量が多いこと 異動や昇進 雇用形態や給与などの勤務条件 長時間労働や休暇がとりづらい、フレックスタイム制が活用できないなどの労働環境 取引先との関係 勤務先の業績や将来への不安 自分の将来への不安 家庭の事情により仕事に集中できないこと その他

ANALYTICS 大企業社員よりストレス要因が少ない小規模企業社員 大企業社員 従業員1000人以上の企業の会社員 ストレスを精神的に参るほど感じる(Q1) 6.4%(企業規模の比較で最大) 職場の人間関係 54.8%(企業規模の比較で最大) 異動や昇進 18.6%(企業規模の比較で最大) 小規模企業社員 従業員49人以下の企業の会社員 ストレスを全く感じない(Q1) 14.9%(企業規模の比較で最大) 職場の人間関係 34.9%(企業規模の中で最小) 取引先との関係 19.4%(企業規模の比較で最大)

【 解説 】大企業社員は、「職場の人間関係」をストレスと感じる割合が高く、「異動や昇進」「仕事量が多いこと」など、大企業ならではの人間関係や自身のキャリアへの悩みがあると考えられる。小規模企業社員は、「職場の人間関係」や「異動や昇進」「仕事の裁量権」などのストレスがほかより低い。一方で「取引先との関係」への回答は最も多く、仕事の受注先に対してストレスを抱えている様子がうかがえる。

Q3 あなたのストレス解消法はなんですか? 企業別 全体 外資系企業 外資系ではない企業 政府・官公庁など、企業ではない組織・団体 男女別 全体 男性 女性 運動など身体を動かす 十分な睡眠など休息をとる 好きなものを食べたり、お酒を飲む 買い物をする 趣味に没頭する 家族や友人とコミュニケーションをとる 1人になれる時間を作る 忙しくてストレスを解消する時間がない ストレスは感じるが特に何もしていない その他

ANALYTICS 食やショッピングなど意欲的にストレス解消に取り組む外資系社員と女性社員 外資系社員 好きなものを食べたり、お酒を飲む 48.1%(平均は40.0%) 買い物をする 20.8%(平均は14.6%) 家族や友人とコミュニケーションをとる 32.1%(平均は23.1%) 女性社員 好きなものを食べたり、お酒を飲む 53.8%(男性は37.9%) 買い物をする 28%(男性は12.5%)

【 解説 】外資系社員は、外資系企業以外の社員と比較して、全体的にストレス解消に取り組む割合が高い。男女で比較すると、女性社員に同様の傾向がうかがえた。ストレス解消法としては、外資系社員は「好きなものを食べたり、お酒を飲む」という回答が最も多かった。女性も「好きなものを食べたり、お酒を飲む」「買い物をする」という回答が男性よりも圧倒的に多く見られた。

Q4 会社に対して、社員のストレス低減のために行ってほしいことはなんですか? 給与アップ 職場環境の改善 勤務先にしてほしいことはない(できることはない) 適切な評価 リフレッシュルームなど休憩できるスペースを設ける フレックスタイム制など 柔軟な働き方の実現 異動あるいは昇進 社内コミュニケーションの活発化 ストレス低減のために上司が積極的に行動してほしい 現在の勤務先の対応に満足している 定期的なストレスチェックを実施してほしい 相談相手となるメンターをつけてほしい 専門のカウンセラーを設置してほしい メンタルヘルスに関する研修を実施してほしい その他

【 解説 】「 給与アップ」の次に多い回答が「職場環境の改善」となり、「リフレッシュルームなど休憩できるスペースを設ける」「フレックスタイム制など柔軟な働き方の実現」「社内コミュニケーションの活発化」など働く環境や働き方についての希望が多い。

Q5 自分は生産性の高い仕事をしていると思いますか。 企業別 全体 外資系企業 外資系ではない企業 政府・官公庁など、企業ではない組織・団体 そう思う ややそう思う どちらともいえない あまりそう思わない そう思わない

ANALYTICS 自身の仕事の生産性が高いと捉える外資系社員と低いと捉える公務員 そう思う 外資系は17.2%、官公庁は13.5% ややそう思う 外資系は37.9%、官公庁は24.7% あまりそう思わない 外資系は9.5%、官公庁は18.8% そう思わない 外資系は3.4%、官公庁は7.7%

【 解説 】「(生産性の高い仕事をしていると)そう思う」「ややそう思う」という回答が最も多いのは外資系社員、最も回答が少ないのは、政府・官公庁など、民間企業ではない組織・団体職員だった。外資系社員のほうが、自身の仕事の生産性が高いと捉えており、自己評価が高い傾向にあるといえる。また、外資系社員は常にパフォーマンスの最大化を求められる環境にあるとも考えられる。