介護職員初任者研修は働きながら取得可能!メリットや無料の取得方法などを解説

介護職員初任者研修の資格は、介護職でのキャリアアップにつなげられる重要な資格です。働きながらでも取得できるため、現在介護職で働く人だけでなく、別業界のスキルを手に入れて働き方の幅を広げたい場合にもおすすめです。今回は、介護職員初任者研修の資格を働きながら取得するメリットや方法、注意点を解説します。

介護職員初任者研修資格は働きながら取得できる

働きながら取得できる介護職員初任者研修資格

介護職員初任者研修の資格は、働きながら取得できます。働きながら取得できる主な理由は以下の3つです。

  • 通信講座と組み合わせて勉強できる
  • 試験の難易度が低い
  • 講座日程が豊富なため無理なく調整できる

通信講座と組み合わせて勉強できる

介護職員初任者研修の講座の受講方法は、以下2パターンから選択できます。

  • 通学のみでの受講
  • 通学+通信講座を組み合わせて受講

受講するカリキュラムには「合計130時間」という指定があります。講座を受講する130時間に加えて自分で勉強する時間を考えても、日常生活における負担はさほど大きくありません。仮に週1日しか勉強時間が取れなくても、3〜4カ月程度で取得可能です。

しかも、130時間のうち40.5時間までは通信講座を受講できるため、通学時間を節約して効率的に勉強できます。講座全体の1/3を通信で受講できるというのは、忙しい社会人にとって魅力的です。

きちんと授業を受けていれば合格できる

介護職員初任者研修試験の合格率は非常に高く、公式には公開されていませんが合格率90%以上と言われています。

試験は100点満点で行われ、70点以上が合格ラインです。スクールによって問題内容は多少異なりますが、いずれも選択形式の問題が多く毎回の研修を真面目に受講していれば問題なく合格できるでしょう。仮に不合格だとしても追試や再試験が可能です。

講座日程が豊富で無理なく調整できる

介護職員初任者研修で合格するには、スクールで講座を受講する必要があります。とはいえ以下のように柔軟なコース設定をしていることが多いため、自分のライフスタイルに合わせて、無理なくスケジュールを組むことができます。

  • 土日コース
  • 土日のどちらか1日コース
  • 平日1日コース
  • 平日の複数日コース

柔軟にスケジュールを組めるため、「最短で資格を取得したい」「仕事が忙しいので長期的に受講したい」など、個人の希望に合わせて勉強を進められるのも大きな魅力です。

介護職員初任者研修は独学で取得できない点は要注意

介護職員初任者研修の資格を取得するには、国が定める規定のカリキュラムを受講して修了検定に合格する必要があります。

カリキュラムの受講が取得条件に含まれており、他の資格のように「参考書で勉強して試験だけ受ける」ということはできません。独学での取得はできないため注意しましょう。

スクールには必ず通う必要があるため、働きながら資格の取得を目指すのであれば、通学時間の考慮を忘れないようにしましょう。

介護職員初任者研修資格を働きながら取得するパターンは2つ

介護職員初任者研修資格を働きながら取得する2つのパターン

介護職員初任者研修の資格を働きながら取得するのであれば、以下2つのパターンが考えられます。職場との兼ね合いを考慮して決めましょう。

  • 介護職として働きながら取得する
  • 別業界の会社で働きながら取得する

介護職で働きながら取得する

介護職として働きながら初任者研修を取得する方も多くいらっしゃいます。講義で学習した内容を実践してみることで、より効果的・効率的に習得できます。

また介護の現場であれば、他の職員も資格取得する重要性を理解しているため、講座受講のために時間も融通しやすいです。事業所によっては、資格の費用を負担してくれたり、取得後に給料をアップしたりする場合もあります。

少子高齢化の影響もあって介護のお仕事は需要が高まっており、未経験スタッフを採用している事業所も多く存在します。「未経験だけど介護業界に興味がある」という方は、介護職として働きながら、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?

別業界の会社で働きながら取得する

職が介護以外の業界・職種であっても、通信講座や土日での勉強を活用すれば十分取得できます。ただし、現職に支障をきたさないよう配慮しなければなりません。また、資格取得に関して、勤め先からのサポートは得られない可能性が高い点にも注意しましょう。

働きながら介護職員初任者研修資格を取得するメリット

働きながら介護職員初任者研修を取得するのは大変な面もありますが、メリットもあります。
ここでは働きながら介護職員初任者研修を取得する以下3点のメリットをご紹介します。

  • 会社の支援により無料で取得できるケースもある
  • 効率的にキャリアアップを図れる(現職が介護職の場合)
  • 安定した給料を受け取りながら勉強できる

会社の支援により無料で取得できるケースもある

介護職であれば、事業所が資格取得費用を負担してくれるケースもあります。資格取得支援制度などの形で受講費用の全額(あるいは一部)を負担してくれるため、勤め先にこういった制度があるかをチェックしておきましょう。

例えばアデコのさくらシードでは、受講費用の全額キャッシュバックを行っています。提携スクールで初任者研修、実務者研修の受講が可能で、勤務実績が半年以上になれば、受講費用は全額キャッシュバックします。
介護職員初任者研修を働きながら取得したい方は、ぜひさくらシードをご検討ください。

効率的にキャリアアップを図れる(現職が介護職の場合)

現職が介護職の場合、働きながら資格を取得できれば効率よくキャリアアップを目指せます。

将来的に介護職でキャリアアップを目指すのであれば、実務経験を積みながら資格も取得することが理想です。現職が介護職であれば、資格の勉強で学んだ知識を実務でアウトプットできるため、より効率的に知識を身につけることができます。座学だけで学ぶよりも実務を交えながら身につけたほうが、知識が定着しやすいでしょう。

安定した給料を受け取りながら勉強できる

働きながら取得を目指すのであれば、毎月の給料が安定しているので生活基盤の心配をすることなく勉強に集中できます。

勤め先を辞めてから勉強する場合、確かに勉強時間は確保しやすいですが、目先の生活費を気にしながらでは勉強に集中できないかもしれません。また、結果が不合格になってしまう場合などの、万一のリスクにも備えておく必要があります。

介護職員初任者研修の資格は働きながらでも十分取得できることから、なるべく生活基盤を安定させながら勉強することをおすすめします。

介護職員初任者研修を働きながら取得するおすすめの方法

働きながら介護職員初任者研修を取得する場合、職場に資格取得支援制度が整っていることが理想です。支援があれば費用負担も軽減できますし、職場からの理解を得たり、応援をしてもらったりしやすくなります。

資格支援制度を活用して取得を目指すのであれば、アデコのさくらシードをぜひ検討してみてください。
さくらシードでは資格取得支援も充実しており、提携スクールで受講して半年以上の勤務実績を重ねれば、受講費用が全額キャッシュバックされます。専属のキャリアコーチも就くため、未経験から介護職にチャレンジする方にも安心です。

介護職でのキャリアアップを狙うなら介護職員初任者研修を取得しよう

本記事では、働きながら介護職員初任者研修の資格を取得するメリットや方法、注意点などについて解説しました。今回解説した内容は以下の通りです。

  • 介護職員初任者研修の資格は通信講座と組み合わせて受講できるため働きながら取得しやすい
  • 現在介護職に勤めているのであれば職場から資格取得の支援を受けられる可能性が高い
  • 働きながら取得する際はスケジュール調整や職場への共有を丁寧に行う

アデコでは、介護のお仕事に携わるすべての皆さまがご希望の環境でモチベーション高く、いきいきと働いていただくことを目指し、あらゆる雇用形態の就業支援を行っています。

またさくらシードでは、資格取得支援制度を用意しています。提携スクールで介護職員初任者研修の受講が可能です。勤務実績が半分以上になれば、受講費用は全額キャッシュバックいたします。

介護業界に興味のある方は、お気軽にアデコへご相談ください。

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