アンケート調査レポート

ワーキングマザーは不安がいっぱい?! -先輩ワーキングマザーの本音を調査- 〈調査概要〉20代〜40代のワーキングマザー279人に「ワーキングマザーの仕事と育児の両立やキャリアへの意識」をテーマにアンケートを実施。先輩ワーキングマザーのお仕事復帰時の意識からキャリアパスに関する意識が分かりました。 〈アンケート概要〉調査期間:2016年9月21日 有効回答数:279人 MMD研究所調べ

Q1.出休・育休後の仕事復帰への不安は?

心配・不安なし:27.2% 心配・不安あり:72.8% ワーキングマザーの70%超が仕事の復帰時に不安を抱えていた

〈解説〉産休・育休明けの仕事の復帰については72.8%が何らかの心配・不安を抱えていたことがわかった。

Q2.仕事に復帰するにあたってどんなことが不安だった?

育児との両立ができるか:62.6% 子どもが病気やケガのときどうするか:35.5% 仕事をこなせるか:21.2% 職場の人間関係:19.7% ブランクが仕事に影響しないか:19.2% 上司の理解・協力:17.2% 同僚の理解・協力:15.8% 体力的な負担:13.3% 配偶者・家族から理解・協力が得られるか:12.8% 上司からの評価:12.3% 保育園などの施設に預けられるか:12.3% 職場の環境になじめるか:9.4% 仕事の内容:7.9% 金銭的な負担:4.4% 労働条件:4.4% 社風が合うか:1.0% 昇進・昇給できるか:0.5% その他:0.5% 育児と仕事の両立がトップ62.6%

〈解説〉仕事を復帰するにあたって最も不安だったことは、「育児と仕事の両立」で62.6%、次いで「子どもの病気やケガのときにどうするか」が35.5%、「仕事をこなせるか」が21.2%の順に復職にあたり不安が大きい結果となった。

Q3.仕事と育児の両立で必要なことは?

配偶者・家族の理解・協力:70.3% 上司の理解・協力:60.6% 同僚の理解・協力:53.0% 保育園や学童保育など保育施設:52.3% 体力・気力:44.8% 仕事・プライベートを相談する先輩・同僚:20.4% 保育施設以外の保育支援サービス:11.5% 相談できる会社の窓口があること:8.2% 家事を補助してくれる家電:7.5% その他:0.7% 特になし:4.7% 仕事と育児の両立、必要なのは周りの理解・協力

〈解説〉復職後のワーキングマザーに仕事と育児を両立する上で必要だと思うことを聞いたところ、トップは「配偶者や家族の理解・協力」で70.3%、次いで「上司の理解・協力」が60.6%、「同僚の理解・協力」が53.0%と周りの人間の理解やサポートが必要との回答が上位を占めた。

Q4.今の仕事は満足している?

非常に満足:15.4% まあ満足:62.7% やや不安:18.3% 非常に不安:3.6% 仕事は大変、でも8割が「満足」

〈解説〉復職後の仕事に対する満足度を聞いたところ、「非常に満足(15.4%)」「まぁ満足(62.7%)」を合わせて78.1%が現在の仕事に満足していると回答した。産休・育休明けの仕事復帰に対しては、心配や不安があったものの、仕事そのものについては満足しているということがわかった。

Q5.産休・育休前と復職後、キャリアパスに対する考え方の変化は?

[産休・育休前]とても昇進・昇格したい:16.1%  やや昇進・昇格したい:34.1% あまり昇進・昇格したくない:33.7% 昇進・昇格はしたくない:16.1% [仕事復帰後]とても昇進・昇格したい:11.5% やや昇進・昇格したい:32.3% あまり昇進・昇格したくない:37.3% 昇進・昇格はしたくない:19.0% 「昇進・昇格したい」はやや減少

Q. なぜそのように心境が変化したの?「産休・育休前」昇進・昇格したい→「復帰後」昇進・昇格したくない 理由は「育児・仕事の負担」 仕事の負担が大きくなりそうだから:61.2% 育児に手がかかるから:42.9% 時間的に余裕がないから:38.8% 周りに迷惑をかけそうだから:32.7% 精神的に余裕がないから:32.7% 今は、家庭や育児を優先したいから:32.7% 時間の調整をするのが難しそうだから:30.6% 役割や責任が重くなるのは嫌だから:26.5% ワークライフバランスを保ちたいから:22.4% 役割に見合った収入が得られないから:14.3% 昇進・昇格した女性社員が幸せそうに見えない:12.2% 転職したいから:8.2% 仕事をいつか辞めるつもりだから:6.1% 周りにモデルとなる女性社員がいないから:2.0%

Q. なぜそのように心境が変化したの? 「産休・育休前」昇進・昇格したくない→「復帰後」昇進・昇格したい 理由は「収入アップの必要性」 貯金を蓄えたいから:74.2% 収入を増やしたいから:51.6% 育児に費用がかかるから48.4% 生活費の負担が増えたから:48.4% 子供にかける教育費を増やしたいから:35.5% 自分自身のキャリアを広げるため:19.4% 自分のしたい仕事がしたいから:19.4% よりキャリアアップに意欲的になったから:12.9% 社内の女性の地位の向上をしたいから:12.9% 責任感ある仕事をしたいから:9.7% 配偶者・パートナーの収入減のため:6.5%

〈解説〉産休・育休前と復職後のキャリアパスに対する考え方の変化について、育休・産休前は「昇進・昇格したい」が50.2%だったのに対し、仕事復帰後では43.8%となり、約6ポイント減となった。産休・育休前は、「昇進・昇格したい」と回答し、復帰後は「昇進・昇格したくない」と回答した人にキャリアパスに対する勧化方の変化について聞いたところ、「仕事の負担が大きい(61.2%)」「育児に手がかかる(42.9%)」「時間的に余裕がない(38.8%)」といった理由が上位にあがった。一方、産休・育休前は、「昇進・昇格したくない」と回答し、復帰後は「昇進・昇格したい」と回答した人にキャリアパスに対する考え方の変化の理由を聞いたところ、「貯金を蓄えたい(74.2%)」「収入を増やしたい(51.6%)」「育児に費用がかかる(48.4%)」が上位にあがった。キャリアパスに対する考え方の変化について、実際は収入を確保したいという思いはあるが、育児と仕事の負担から昇進・昇格をあきらめていることが予測される結果となった。