企業向けメンタルヘルスケアのサービスを強化

‐ 企業の意識の高まりを背景に、
業界初となるメンタルヘルスケアの技能検定を導入 ‐

[2012年5月7日  東京]

世界最大の人材サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人材サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:奥村真介、以下「アデコ」)は、この度、各拠点の営業担当者、約120人を対象に「EAPコンサルタント技能検定(※1)」の取得を促すことで、メンタルヘルスケアを主とした企業向け従業員支援プログラム「トータル・ライフ・サポート・プログラム(以下TLSP)(※2)」を強化します。同検定を活用し、顧客企業の組織と従業員向けにメンタルヘルスサポートサービスを提供するのは、人材サービス企業としてはアデコが初となります(※3)。

EAP(Employee Assistant Program / 従業員支援プログラム) は1960年に米国でアルコール依存症対策を目的に始まった取り組みで、80年代後半からは職場のストレス、健康といった広範な分野で従業員の問題を解決し、企業の生産性を向上させるプログラムとして普及しています。米国では従業員50人以上の企業の9割が導入しており、日本においても同プログラムを採用する企業が増加傾向にあります。

EAPコンサルタント技能検定は、世界各国でEAPの活動が可能な認定資格「国際EAPコンサルタント(CEAP)(※4)」の取得を目指す人を対象に新しく設けた制度です。検定合格者は、EAPの営業活動やコンサルテーションを通して、企業と働く人々の生産性向上に寄与することが期待されています。これまでアデコは、CEAPを有する5人の専任担当者が、企業と働く人々のメンタルヘルス問題などの課題に対しソリューションを提供してきましたが、全国の営業担当者にEAPコンサルタント技能検定を取得することにより、顧客企業へ密接で幅の広いサービス提供・課題解決のサポートが可能になります。

近年、M&Aや事業再編、また天災などによる職場環境の変化により、働く人々のメンタルヘルス問題が増加しています。また、東日本大震災発生後、アデコでは企業からメンタルヘルス対策に関する相談の依頼が増加傾向にあります。さらに、2011年10月には厚生労働省が職場のメンタルヘルス対策義務化の方向性を示したことにより、今後は従業員のメンタルヘルスケアへの取り組みを強化する企業が増加することが見込まれます。このような企業のニーズに応えるべく、TLSPサービスを強化することといたしました。

アデコは今後、メンタルヘルス対策だけでなく、あらゆる側面から企業の組織活力と生産性を高めるという観点のもと、TLSPサービスを拡充する予定です。また、「EAPコンサルタント」の有資格者に対しては、より高度な専門知識の取得を促がし、顧客企業に対して、より付加価値の高いサービスの提供に努めてまいります。

(※1)EAPコンサルタント技能検定:

一般社団法人 EAPコンサルティング普及協会が公式に認定した検定資格。日本国内においてEAPを提供するための営業活動やコンサルテーションを行うことが可能となります。

(※2)TLSP(トータル・ライフ・サポート・プログラム):

アデコ独自のメンタルヘルスに重点を置いた従業員支援プログラム(EAP)。企業の従業員のメンタルヘルス(ストレスマネジメントやストレス耐性)、コミュニケーション力やモチベーションを向上させ、職場の活性化や生産性の向上をサポート。

(※3)アデコ調べ

(※4)国際EAPコンサルタント(CEAP):

国際EAP協会が認定したEAPの国際資格。有資格者は日本国内のみならず、世界各国でEAPの活動が可能。日本に存在する45人の有資格者のうち、5人がアデコの従業員としてTLSPを提供。

この件に関するお問い合わせ

アデコ株式会社 広報宣伝室
TEL:03-5326-3798